投資について解説する男性

今の資産を増やしたいという方には、投資がおすすめです。むろん、投資にはリスクもあります。しかし、資産を運用せずに豊かな将来を送る事は難しい時代となってきています。堅実な投資の運用ガイドでは、投資の基礎を解説します。

ギリアドへの投資効果は、為替の変動によって変化が

かつて東京証券取引所には、外国株を取り引きするための「外国部」ポストがありました。最盛期には100社以上が上場していましたが、出来高が少なく、コストに見合わないとして上場廃止する会社が続出、その後「外国部」は廃止され、現在では本則市場に少数の外国企業が上場しているだけとなりました。
それが今やネット証券などで、アメリカをはじめ各国の企業に簡単に投資できるようになったのですから、隔世の感があります。取引も日本株と同じように日本語で可能なので、うまく成長企業を発見できれば、高い投資効果を上げることが可能です。
例えば、ギリアドサイエンシズというアメリカの製薬会社があります。ギリアドは1987年の創業で、HIV(エイズ)、B型肝炎、インフルエンザ治療薬などを開発しています。抗インフルエンザ薬として日本でもおなじみの「タミフル」は同社が開発元になっているので、社名だけは知っているという投資家は多いはず。
さて、このギリアドへの投資効果ははたしてどれくらい期待できるのでしょうか。製薬会社だけに成長のカギは新薬開発の行方にかかっています。新薬の開発・承認には10~15年はかかるとされていますので、開発したからといってすぐに業績に表れるわけではありません。しかし、承認され、実際に販売されるようになれば膨大な需要が発生します。その未来に投資することになるので、気長な投資スタンスが必要になってきます。
ギリアドはかなり開発力に優れた企業なので、新薬に期待して夢を買うのも良いかもしれません。ただし、外国株ですので、為替の変動によって投資効果が変わってくるリスクがあります。ギリアドが為替変動など関係ないくらいの高成長を遂げてくれれば問題ありません。同社はその可能性を秘めた企業といえます。